■シルヴァン・カンブルラン指揮、読売日響[2012年4月21日(土) サントリーホール]
常任指揮者カンブルランによる読響4月公演。
元気をもらいに、二つ目プログラムも聴きに出かけた。
前回が「バレエ・リュス」に因んだプログラムだったが、
今回のコンセプトは何だったのかな・・・・?
メシアン:ほほえみ
イベール:3つの小品
イベール:アルト・サクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲
フランク:交響曲
フランクを聴き終わって思ったことは、
「心の中の響」がコンセプトだったのかな・・・と。
メシアンとフランクは、
二人とも教会のオルガニストだったという共通点がある。
フランクの交響曲など、
ブルックナーを連想させるような「教会的」響きが感じられ、
ああ、彼の心の中には教会の響きが常にあったんだなと、
あらためて思った。
一方のメシアンの「心の中の響き」は、
これはもう、「鳥」とか「自然」とか・・・。
そして内省的な「神」「信仰」とか・・・。
今回の「ほほえみ」という曲は、
モーツァルト没後200年を記念して作曲され、
メシアンが「モーツァルトの生涯と作品には
“ほほえみ”があった」として作曲したというが、
だからといって、彼のほほえみは、
聴く人を快活にする微笑みではない。
一人、自然の中に身を置き、
鳥や風の音を感じて微笑む・・・
そんな曲に聴こえた。
イベールの2曲は、
管楽器による色彩豊かな響き。
「3つの小品」は、指揮者なしで
フルート、オーボエ、クラリネット、
ファゴット、ホルンによる五重奏。
オケの演奏会で、こういう曲を聴くのもいいもんだ。
「アルト・サクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲」も
実演で聴く機会が滅多にない曲。
須川展也のソロで、心うきうきと楽しめた。
マエストロ・カンブルランは、
今日も元気溌剌!
読響も、張りのある響きで充実の演奏。
次回の来演を楽しみにしておりまする!

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