■シルヴァン・カンブルラン指揮、読売日響第514回定期演奏会
[2012年4月16日(月) サントリーホール]
ディアギレフ率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)に因んだ、
粋なプログラム。
元気ハツラツ、カンブルランの指揮。
そして何より、音の「ベクトル」がはっきりとした読響の艶とコシのある響き。
それらで、音楽を大いに楽しみ、
音楽で元気をもらった演奏会・・・。
プログラムは、
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ドビュッシー:バレエ音楽「おもちゃ箱」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)
ね、面白そうでしょ!
実際のバレエの舞台を観るよりも、
(滅多に観る機会はないが・・・)
情景が目に浮かぶような音楽。
読響の音も、
「何を表したいか」という至極当たり前なことが
音楽となって客席に伝わっていく。
オーケストラとしての音の「ベクトル」が
しっかりしているのだ。
だから、面白いプログラムが、
面白い「舞台芸術」となって、
客の心に作用する。
「ペトルーシュカ」の謝肉祭の場面なんか、
色とりどりの「音」が重なり合って、
サンクト・ペテルブルクの広場が目に浮かぶようで、
(行ったことはないが・・・)
思わず身を乗り出してしまった。
いやはや楽しい演奏会でした。Bravo!

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