この日のクライマックスは、
ベートーヴェンの交響曲第5番の第3楽章。
チェロ&バスからヴィオラへ引き継がれる、
速いパッセージのところ。
ずしりと重く、引き締まった低音の塊で、
聴いているこちらの心がノックアウトされた。
■スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮、読売日響
[2012年3月13日(火) サントリーホール]
元気な我らが爺さん、
スクロヴァチェフスキ指揮のベートーヴェン・プロ。
序曲「レオノーレ」第3番と、
交響曲の4番と5番という王道名曲プログラム。
どの曲も男性的で硬質、
筋肉質な演奏で、
これぞ「男のベートーヴェン!」といった感じ。
レオノーレ第3番や交響曲第4番は、
一見さりげなくやっているようにも聴こえるが、
響きのバランスと音楽の流れが絶妙。
そして、5番の第3楽章の低弦の火の出るような演奏のあとは、
怒涛のフィナーレへなだれ込み、
音楽の感動の坩堝へ。
2週連続で、
感動と元気をもらいました。

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