首都圏の八つの音楽大学の選抜メンバーによる合同オーケストラ、「音楽大学フェスティバル・オーケストラ」の演奏会が、ついに実現した。
八つの音大とは、
国立音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、東京藝術大学、東邦音楽大学、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学(50音順)
昨年、ユベール・スダーンの指揮で開催する予定にしていたのだが、大震災の影響で残念ながら中止。今回、外山雄三先生の指揮で、念願かなって実現の運びとなった。
■音楽大学フェスティバル・オーケストラ
[2012年3月24日(土) 東京文化会館]
プログラムは、
武満徹:弦楽のためのレクイエム
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
R.シュトラウス:アルプス交響曲
シンフォニエッタもアルプス交響曲も大編成。
吹奏楽の隆盛で、管楽器の学生が大勢いる「音大事情」ならではの選曲。
弦楽器も、18型でボリューム感たっぷり。
外山マエストロの厳しい指導のおかげで、どの曲もなかなかの力演。
会場のお客様の胸を借りて、堂々の演奏会になった。
アンコールは、
外山雄三作曲「管弦楽のためのラプソディ」。
将来、日本のオーケストラに「就職」したら、音楽鑑賞教室や名曲コンサートで何度も演奏することになる「日本の名曲」。これを作曲者自身のタクトで演奏できたということは、音大生たちにとっても貴重な体験になったはず。
日本の音楽界にとっても、意義のある企画の幕開けとなった一日だった。
2012年3月24日土曜日
2012年3月15日木曜日
ダウスゴー指揮する北欧プロ
■トーマス・ダウスゴー指揮、新日本フィル
[2012年3月15日(木) サントリーホール]
デンマーク人のマエストロ、トーマス・ダウスゴーが
新日フィルに初客演するというので参上。
曲は、
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
シベリウス:交響曲第7番
ニールセン:交響曲第4番「不滅」
という「北欧」プロ。
いやはや、ダウスゴーという指揮者、
タダモノではない。
エネルギッシュでパワフル。
そして音楽に満ち満ちている。
指揮者の表情が良くみえる席から
じっくり「見物」させてもらったが、
あんな風にエスプレッシーヴォに指揮されたら、
オーケストラは「安心」して音が出せるんじゃないかな。
おかげで、新日フィルも張りと艶のある、自信に満ちた「音」で、
ダウスゴーと一体化。
はっきり言って「名演」でした。
Bravo!
新しいマエストロにまた一人めぐりあえた悦びを胸に、
ホールを後に。
再来演して、
いろいろなプログラムを披露してほしい指揮者だ。
[2012年3月15日(木) サントリーホール]
デンマーク人のマエストロ、トーマス・ダウスゴーが
新日フィルに初客演するというので参上。
曲は、
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
シベリウス:交響曲第7番
ニールセン:交響曲第4番「不滅」
という「北欧」プロ。
いやはや、ダウスゴーという指揮者、
タダモノではない。
エネルギッシュでパワフル。
そして音楽に満ち満ちている。
指揮者の表情が良くみえる席から
じっくり「見物」させてもらったが、
あんな風にエスプレッシーヴォに指揮されたら、
オーケストラは「安心」して音が出せるんじゃないかな。
おかげで、新日フィルも張りと艶のある、自信に満ちた「音」で、
ダウスゴーと一体化。
はっきり言って「名演」でした。
Bravo!
新しいマエストロにまた一人めぐりあえた悦びを胸に、
ホールを後に。
再来演して、
いろいろなプログラムを披露してほしい指揮者だ。
2012年3月13日火曜日
怒涛の第3楽章!
この日のクライマックスは、
ベートーヴェンの交響曲第5番の第3楽章。
チェロ&バスからヴィオラへ引き継がれる、
速いパッセージのところ。
ずしりと重く、引き締まった低音の塊で、
聴いているこちらの心がノックアウトされた。
■スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮、読売日響
[2012年3月13日(火) サントリーホール]
元気な我らが爺さん、
スクロヴァチェフスキ指揮のベートーヴェン・プロ。
序曲「レオノーレ」第3番と、
交響曲の4番と5番という王道名曲プログラム。
どの曲も男性的で硬質、
筋肉質な演奏で、
これぞ「男のベートーヴェン!」といった感じ。
レオノーレ第3番や交響曲第4番は、
一見さりげなくやっているようにも聴こえるが、
響きのバランスと音楽の流れが絶妙。
そして、5番の第3楽章の低弦の火の出るような演奏のあとは、
怒涛のフィナーレへなだれ込み、
音楽の感動の坩堝へ。
2週連続で、
感動と元気をもらいました。
ベートーヴェンの交響曲第5番の第3楽章。
チェロ&バスからヴィオラへ引き継がれる、
速いパッセージのところ。
ずしりと重く、引き締まった低音の塊で、
聴いているこちらの心がノックアウトされた。
■スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮、読売日響
[2012年3月13日(火) サントリーホール]
元気な我らが爺さん、
スクロヴァチェフスキ指揮のベートーヴェン・プロ。
序曲「レオノーレ」第3番と、
交響曲の4番と5番という王道名曲プログラム。
どの曲も男性的で硬質、
筋肉質な演奏で、
これぞ「男のベートーヴェン!」といった感じ。
レオノーレ第3番や交響曲第4番は、
一見さりげなくやっているようにも聴こえるが、
響きのバランスと音楽の流れが絶妙。
そして、5番の第3楽章の低弦の火の出るような演奏のあとは、
怒涛のフィナーレへなだれ込み、
音楽の感動の坩堝へ。
2週連続で、
感動と元気をもらいました。
2012年3月9日金曜日
浮気が巻き起こす悲劇喜劇
■新国立劇場オペラ研修所公演
「フィレンツェの悲劇」&「スペインの時」
[2012年3月9日(金) 新国立劇場・中劇場]
ツェムリンスキーの世紀末耽美的な「フィレンツェの悲劇」と、
ラヴェルの小粋な小品「スペインの時」という、
妻の「浮気」が巻き起こす恋愛悲劇&喜劇を描いた、
珍しいオペラの2本立て。
研修所公演の演目に、なんでこの作品?
と思ったが、プログラムに載っていた
オペラ研修所長・木村俊光先生のメッセージで納得。
修了生の男女の人数という数量的な理由のほかに、
ポピュラーな演目と違い、CD聴いても勉強できず、
譜読みから取り組まなければいけない作品を選んだ、
とのこと。
要は、安直に勉強せずに、
作品そのものに真剣に取り組め、ということ。
その厳しい課題を前にして、
出演者の面々も、なかなかの敢闘賞ものでした。
ただ、舞台表現は少々「折り目正し」すぎたかな。
研修生公演だから仕方ないのかもしれないが、
もう少し自由で柔軟な動きや造形があってもよかったんじゃないかな。
ま、それは今後のことか・・・。
演出は、三浦安浩氏。
フィレンツェとスペインの、恋愛「悲劇」と「喜劇」を、
ヨーロッパの「どこか」、古の都の出来事として造形。
そのために、両作品の前に「プロローグ」を創作していたが、
これが少しばかり長かった。
もう少しコンパクトかつテンポ良く作ってくれれば、
すんなりとオペラ「本編」に入っていけたのに・・・。
情報量が多いわりには、よく解らないものになってしまっていたのが残念!
オケは、飯守泰次郎指揮の東京シティ・フィル。
飯守マエストロの手堅いサポートで安心感はあったが、
オケの音が、
ツェムリンスキーではもっと濃厚に、
ラヴェルではもっと洒脱に響いてくれたら良かったのに・・・。
それはそれとして、
新国立劇場ならではの、
貴重なオペラ・プロダクションでした。
「フィレンツェの悲劇」&「スペインの時」
[2012年3月9日(金) 新国立劇場・中劇場]
ツェムリンスキーの世紀末耽美的な「フィレンツェの悲劇」と、
ラヴェルの小粋な小品「スペインの時」という、
妻の「浮気」が巻き起こす恋愛悲劇&喜劇を描いた、
珍しいオペラの2本立て。
研修所公演の演目に、なんでこの作品?
と思ったが、プログラムに載っていた
オペラ研修所長・木村俊光先生のメッセージで納得。
修了生の男女の人数という数量的な理由のほかに、
ポピュラーな演目と違い、CD聴いても勉強できず、
譜読みから取り組まなければいけない作品を選んだ、
とのこと。
要は、安直に勉強せずに、
作品そのものに真剣に取り組め、ということ。
その厳しい課題を前にして、
出演者の面々も、なかなかの敢闘賞ものでした。
ただ、舞台表現は少々「折り目正し」すぎたかな。
研修生公演だから仕方ないのかもしれないが、
もう少し自由で柔軟な動きや造形があってもよかったんじゃないかな。
ま、それは今後のことか・・・。
演出は、三浦安浩氏。
フィレンツェとスペインの、恋愛「悲劇」と「喜劇」を、
ヨーロッパの「どこか」、古の都の出来事として造形。
そのために、両作品の前に「プロローグ」を創作していたが、
これが少しばかり長かった。
もう少しコンパクトかつテンポ良く作ってくれれば、
すんなりとオペラ「本編」に入っていけたのに・・・。
情報量が多いわりには、よく解らないものになってしまっていたのが残念!
オケは、飯守泰次郎指揮の東京シティ・フィル。
飯守マエストロの手堅いサポートで安心感はあったが、
オケの音が、
ツェムリンスキーではもっと濃厚に、
ラヴェルではもっと洒脱に響いてくれたら良かったのに・・・。
それはそれとして、
新国立劇場ならではの、
貴重なオペラ・プロダクションでした。
2012年3月7日水曜日
矍鑠たるスクロヴァチェフスキ
■スクロヴァチェフスキ指揮、読売日響 第513回定期演奏会
[2012年3月7日(水) サントリーホール]
御歳88歳のミスターSが、
ショスタコーヴィチとブルックナーを振る。
こりゃあもう、行くしかないでしょう!
曲は、
ショスタコーヴィッチ:交響曲第1番
ブルックナー:交響曲第3番
いやはや、「矍鑠」とはまさにこのこと。
老いから連想される「弛緩」など微塵もなく、
引き締まったテンポとがっしりした造形美で、
音楽を作り上げていく。
「交響楽」の偉大さを堪能した一夜でした。
読響も「男らしい」響きでBravo!
楽員が引き揚げても、
盛大な拍手とスタンディング・オーベーション。
マエストロのソロ・カーテンコール1回で、お客も満足満足。
それにしても、
「指揮者が棒を振りおろしてから拍手をお願いします」
とか何とか、まるで
「横断歩道は手を挙げて渡りましょう」
みたいな「懇切丁寧な」アナウンスにも拘わらず、
余韻を無視してフライング拍手する輩には困ったものです。
どうにかならんのかねぇ。
いっそのこと、
開演前に「拍手のマナー教室」でもやったらどう?
[2012年3月7日(水) サントリーホール]
御歳88歳のミスターSが、
ショスタコーヴィチとブルックナーを振る。
こりゃあもう、行くしかないでしょう!
曲は、
ショスタコーヴィッチ:交響曲第1番
ブルックナー:交響曲第3番
いやはや、「矍鑠」とはまさにこのこと。
老いから連想される「弛緩」など微塵もなく、
引き締まったテンポとがっしりした造形美で、
音楽を作り上げていく。
「交響楽」の偉大さを堪能した一夜でした。
読響も「男らしい」響きでBravo!
楽員が引き揚げても、
盛大な拍手とスタンディング・オーベーション。
マエストロのソロ・カーテンコール1回で、お客も満足満足。
それにしても、
「指揮者が棒を振りおろしてから拍手をお願いします」
とか何とか、まるで
「横断歩道は手を挙げて渡りましょう」
みたいな「懇切丁寧な」アナウンスにも拘わらず、
余韻を無視してフライング拍手する輩には困ったものです。
どうにかならんのかねぇ。
いっそのこと、
開演前に「拍手のマナー教室」でもやったらどう?
2012年3月3日土曜日
METの指輪完結~「神々の黄昏」
■METライブビューイング「神々の黄昏」
[2012年3月3日(土) 新宿ピカデリー]
ロベール・ルパージュ演出による、
MET「指輪」シリーズもいよいよ完結。
ワーグナーの楽劇の世界にどっぶり浸かるために、
新宿の映画館にGo!
すっかりおなじみになった、
巨大特設マシンの舞台装置。
全4作の中で、今回が一番「使いこなせて」おり、
造形的にも変化があって、納得の空間演出。
歌手の中では、
ブリュンヒルデを歌ったデボラ・ヴォイト、
ジーックフリート役のジェイ・ハンター・モリスをはじめ、
みなそれぞれ堂々とした歌唱と体格で
そりゃあもう、お見事!
個人的には、
本作では舞台上の対空時間は短かったが、
アルベリヒ役のエリック・オーウェンズにBravo!
それにしても、
ワーグナー歌いには、
あの胸板の厚い体躯と張りのある堂々とした声が
不可欠なんだなぁ・・・。
そうそう、長丁場の音楽を緊張感を持って演奏してのけた
METのオケもにBravo!
指揮のファビオ・ルイージの音楽づくりも、
ライトモチーフが明確で、
透明感と艶があり、
胃もたれすることなくワーグナーの響きを堪能できるものでした。
春からは、四部作のチクルス上演がある。
いつの日か、NYで一週間かけてMET版リングを観てみたいものだ。
(さぁて、いつ行けるかな・・・?)
[2012年3月3日(土) 新宿ピカデリー]
ロベール・ルパージュ演出による、
MET「指輪」シリーズもいよいよ完結。
ワーグナーの楽劇の世界にどっぶり浸かるために、
新宿の映画館にGo!
すっかりおなじみになった、
巨大特設マシンの舞台装置。
全4作の中で、今回が一番「使いこなせて」おり、
造形的にも変化があって、納得の空間演出。
歌手の中では、
ブリュンヒルデを歌ったデボラ・ヴォイト、
ジーックフリート役のジェイ・ハンター・モリスをはじめ、
みなそれぞれ堂々とした歌唱と体格で
そりゃあもう、お見事!
個人的には、
本作では舞台上の対空時間は短かったが、
アルベリヒ役のエリック・オーウェンズにBravo!
それにしても、
ワーグナー歌いには、
あの胸板の厚い体躯と張りのある堂々とした声が
不可欠なんだなぁ・・・。
そうそう、長丁場の音楽を緊張感を持って演奏してのけた
METのオケもにBravo!
指揮のファビオ・ルイージの音楽づくりも、
ライトモチーフが明確で、
透明感と艶があり、
胃もたれすることなくワーグナーの響きを堪能できるものでした。
春からは、四部作のチクルス上演がある。
いつの日か、NYで一週間かけてMET版リングを観てみたいものだ。
(さぁて、いつ行けるかな・・・?)
2012年3月2日金曜日
スピノジ再来日
2010年6月の初来日公演で、素晴らしく面白いコンサートを「見せて」くれたスピノジが、
新日本フィルに再登場!
で、直前にチケットを予約して出かけた。
■ジャン・クリストフ・スピノジ指揮、新日本フィル定期演奏会
[2012年3月2日(金) すみだトリフォニーホール]
曲は、
モーツァルト:「魔笛」序曲と交響曲第35番「ハフナー」
ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」
という、巨匠プロ!
なぜ、直前かというと、
行こうか行くまいか迷っていたから。
モーツァルトはともかく、
ドヴォルジャークは1月にエリシュカ指揮のN響で満喫したばかり。
いくらなんでも、エキセントリックにデフォルメされたんではたまらない。
どうなることかと、期待と不安が入り混じった状態で聴きに行った。
結果は・・・・・
モーツァルトは、テンポといい、響きといい、
アレッとびっくりするくらい、まっとうなもの。
音楽の起伏は確かに強調ぎみだが・・・。
拍子ぬけするくらい、きちんとした音楽づくり。
そして、後半の「新世界交響曲」は、
きわどい演出はあまりなく、強調するところは強調し、
盛り上げるところは盛り上げる。
そして、音楽が一編の「映像詩」のように、
視覚的に流れていくのを実感。
これはこれで、面白い演奏会だった。
新日本フィルに再登場!
で、直前にチケットを予約して出かけた。
■ジャン・クリストフ・スピノジ指揮、新日本フィル定期演奏会
[2012年3月2日(金) すみだトリフォニーホール]
曲は、
モーツァルト:「魔笛」序曲と交響曲第35番「ハフナー」
ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」
という、巨匠プロ!
なぜ、直前かというと、
行こうか行くまいか迷っていたから。
モーツァルトはともかく、
ドヴォルジャークは1月にエリシュカ指揮のN響で満喫したばかり。
いくらなんでも、エキセントリックにデフォルメされたんではたまらない。
どうなることかと、期待と不安が入り混じった状態で聴きに行った。
結果は・・・・・
モーツァルトは、テンポといい、響きといい、
アレッとびっくりするくらい、まっとうなもの。
音楽の起伏は確かに強調ぎみだが・・・。
拍子ぬけするくらい、きちんとした音楽づくり。
そして、後半の「新世界交響曲」は、
きわどい演出はあまりなく、強調するところは強調し、
盛り上げるところは盛り上げる。
そして、音楽が一編の「映像詩」のように、
視覚的に流れていくのを実感。
これはこれで、面白い演奏会だった。
2012年3月1日木曜日
ライブ・エレクトロニクス初体験
ライブ・エレクトロニクスのパフォーマンスというものに
「実演」で初めて接した。
トーキョーワンダーサイトにアーティスト・イン・レジデンスとして来日・滞在していたメキシコの作曲家・音楽家、アレクサンドラ・カルデナスの新作初演のステージ。
■アレクサンドラ・カルデナス新作初演
[2012年3月1日(木) トーキョーワンダーサイト渋谷]
ライブ・エレクトロニクスの「演奏」といっても、
今までこのジャンルに接する機会がなかったので、
今一つピンとこなかったが、
要は、パソコンでプログラミングしながら「音」を作りだしていく「演奏」。
プログラム最初の「ライブ・コーディング・セッション」では、
コンピュータに打ち込んでいるプログラミングの「記号」が
背後の白い壁面に投影される。
即興「演奏」している彼女の姿はというと、
演奏家というよりも、
オフィスでパソコンに向かう美しい女性そのもの。
従来の演奏とは全くことなる「演奏風景」だ。
これはこれで、面白い。
続いては、共演者に、箏の吉村七重とリコーダーの鈴木俊哉を迎えて、
それぞれのソロと二人の二重奏。
コンピュータによる最新の「音」と、
和と洋の古典的な伝統楽器のコラボだ。
実験・前衛・同時代の曲目の中にあって、
箏の古典、八橋検校の「乱」の「斬新さ」がとても印象的だった。
他には、サルヴァトーレ・シャリーノのリコーダー・ソロの曲と、
望月京の箏とリコーダーのための曲。
そして、最後はレジデンス・アーティストとしての成果発表、
箏とリコーダーとライブ・エレクトロニクスの「三重奏」で
新作初演。
タイトルは、「FLOW/NAGARE/流れ」。
こちらのライブ・エレクトロニクスの「演奏」は、
実際の楽器の箏とリコーダーの「影」に隠れてしまったようで、
もう少し突っ込んだパフォーマンス性があってもよかったかな?
「実演」で初めて接した。
トーキョーワンダーサイトにアーティスト・イン・レジデンスとして来日・滞在していたメキシコの作曲家・音楽家、アレクサンドラ・カルデナスの新作初演のステージ。
■アレクサンドラ・カルデナス新作初演
[2012年3月1日(木) トーキョーワンダーサイト渋谷]
ライブ・エレクトロニクスの「演奏」といっても、
今までこのジャンルに接する機会がなかったので、
今一つピンとこなかったが、
要は、パソコンでプログラミングしながら「音」を作りだしていく「演奏」。
プログラム最初の「ライブ・コーディング・セッション」では、
コンピュータに打ち込んでいるプログラミングの「記号」が
背後の白い壁面に投影される。
即興「演奏」している彼女の姿はというと、
演奏家というよりも、
オフィスでパソコンに向かう美しい女性そのもの。
従来の演奏とは全くことなる「演奏風景」だ。
これはこれで、面白い。
続いては、共演者に、箏の吉村七重とリコーダーの鈴木俊哉を迎えて、
それぞれのソロと二人の二重奏。
コンピュータによる最新の「音」と、
和と洋の古典的な伝統楽器のコラボだ。
実験・前衛・同時代の曲目の中にあって、
箏の古典、八橋検校の「乱」の「斬新さ」がとても印象的だった。
他には、サルヴァトーレ・シャリーノのリコーダー・ソロの曲と、
望月京の箏とリコーダーのための曲。
そして、最後はレジデンス・アーティストとしての成果発表、
箏とリコーダーとライブ・エレクトロニクスの「三重奏」で
新作初演。
タイトルは、「FLOW/NAGARE/流れ」。
こちらのライブ・エレクトロニクスの「演奏」は、
実際の楽器の箏とリコーダーの「影」に隠れてしまったようで、
もう少し突っ込んだパフォーマンス性があってもよかったかな?
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