■クラシカル・プレイヤーズ東京演奏会 [2012年2月10日(土・祝) 東京文化会館・小ホール]
有田正広氏が指揮するオリジナル楽器のオーケストラ、
「クラシカル・プレイヤーズ東京」の演奏会に出かけた。
プログラムは、すべてモーツァルトの協奏曲。
フルート協奏曲第2番(独奏:有田正広)
ホルン協奏曲第3番(独奏:大野雄太)
ヴァイオリン協奏曲第3番(独奏:弓新)
クラリネット協奏曲(独奏:満江菜穂子)
・・・という名曲揃い。
チケットも完売という盛況ぶり。
聴きなれた名曲が、オリジナル楽器特有の低いピッチによる
少し翳りのある響きで描き出されていく・・・。
楽器の機能は現代のものとは格段に違うので、
音を正確に出したり、速いパッセージを演奏すること自体に、
並々ならぬ工夫と苦労が感じられる。
モーツァルトの生きた時代には、
楽器はみんなこの程度の機能だったんだなぁ・・・
などと思いながら、改めて曲に聞き入ってみると、
その制約の中で、これだけ伸び伸び溌剌とした音楽を産み出した
モーツァルトの創造性に感心した次第。
そうそう、冒頭のフルート協奏曲。
いきなり有田氏のフルート独奏によるカデンツァで始まったのにはびっくり。
こういうことって、もしかしたら18世紀とかにはよくあるパターンだったのかなぁ・・・?
なかなかに興味深く面白い演奏会でした。

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