■二期会ゴールデンコンサート「歌姫たちの饗宴」
[2011年1月15日(土) 津田ホール]
安藤赴美子、日比野幸、文屋小百合という、二期会の若手ソプラノ3人によるコンサートに出かける。
前半は歌曲、後半はオペラ・アリアという構成だが、三者三様、それぞれの個性や芸術的な方向性の違いが選曲にも表れて、変化に富んだ楽しいコンサートとなった。
なかでも安藤赴美子は、声に強さとふくよかさと張りがあって、ディーバ(歌姫)の気品と貫録充分。華やかなグランド・オペラでの活躍が楽しみだ。
文屋小百合は、歌曲が平井康三郎の日本歌曲、オペラ・アリアが團伊玖磨の「夕鶴」から“与ひょう・・・からだを大事にしてね”と、プッチーニの「蝶々夫人」から“ある晴れた日に”という、「和」にこだわった選曲。舞台衣裳も振り袖の着物。この人はこれから、「日本路線」を大切にするんだろうな。
日比野幸は正統派イタリア路線。悲劇のヒロインなんかが似合う人だ。
お正月の華やかな雰囲気にも相応しい、楽しいコンサートでした。

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