2011年1月7日金曜日

2011年の演奏会初め

■東京芸術劇場ニューイヤーコンサート2011
クラシカル・プレイヤーズ東京演奏会
[2011年1月7日(金) 東京芸術劇場]

お正月飾りも今日まで。七草粥も食べた。

そして、今年最初の舞台芸術は、東京芸術劇場のニューイヤーコンサート。
とはいっても、ウインナワルツ物ではない。
有田正広氏率いるクラシカル・プレイヤーズ東京の演奏会で、ハイドンとモーツァルトのプログラム。

ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲
  (独奏は、有田正広&吉野直子)
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」

親しみ易くもあり、聴きごたえもあり、のプログラムだ。
楽器はオリジナル楽器なので、モダンのオーケストラとはピッチも違うし、音程の不安定さなどもある。
しかし、聴きなれた曲にいつもと違う微妙なニュアンスを感じられる仕掛けがあって面白い。

ハイドンの「太鼓連打」の冒頭なんか、ティンパニの堅い音によるトレモロが不気味なくらいの「音」の効果で、これから一体何が始まるんだろうか、といった雰囲気。初演当時のロンドンの聴衆も驚いたんじゃないだろうか。

モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲も、独奏楽器は当然ヒストリカルなもの。ヒストリカルハープというものを初めて聴いたような気がするが、意外とよく通る綺麗な音がする。こちらは、マリー・アントワネット時代のパリの雰囲気。

そして、モーツァルト最晩年の「ジュピター」。何かを必死に訴えたいような、何かに向かって突き進んでいるような、そんなモーツァルトの心が感じられる演奏だった。

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