2010年11月21日日曜日

打楽器による「視る音」の世界

■Percussive Movement vol.8
[2010年11月21日(日) 青山円形劇場]

“古巣”の青山円形劇場で、パーカッショニストの梯郁夫氏が主宰する打楽器の公演を「観た」。

チラシの謳い文句によると、
  ボーダレスなパーカッションカルテットが
  360°完全円形ステージに紡ぐ
  「視る音」の世界。
とある。

まさに、打楽器の演奏会は視覚的にも楽しめる。
マリンバやティンパニなどといった「当たり前の」楽器から、様々な民族楽器、そしてスキューバダイビングの空気ポンプから、身の周りの品から造った創作楽器まで・・・。

叩いたり擦ったりしたら音が出た・・・その音でリズムをとったら面白かった・・・そのリズムを少しずらしてみたらさらに面白かった・・・・、というような音楽の「原初体験」みたいなもので構成したようなコンサート。
演奏者の「いたずら心」や「茶目っ気」も感じられて、楽しい内容だ。

それにしても、円形劇場の空間は、このような打楽器のパフォーマンスには最適だ。
かくいう私も、青山劇場・青山円形劇場に在籍していた時代には、打楽器の演奏会を何回か企画したり担当したりしたもんです。

他の楽器に比べ、打楽器というのは楽器の搬出入やセッティングに時間と労力を要する。
ある演奏家が言っていたけれど、肉体労働8割・演奏2割のエネルギー配分だとか。
このコンサートシリーズは19年前にスタートして、今回が8回目。5年ぶりの開催だとか。
次回の開催を、心から楽しみにしています。

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