■インゴ・メッツマッハー指揮、新日本フィル定期
[2010年11月7日(日) すみだトリフォニーホール]
「新しい音を恐れるな」の著者、インゴ・メッツマッハーが指揮する新日本フィルの演奏会に出かけた。
曲は、マーラーの交響曲第6番。
メッツマッハーの“師匠”はミヒャエル・ギーレンだそうで、かつてギーレンが初来日してN響を振ったときも、このマーラーの6番があり、私としてはその時がこの曲との出合いだった。
(1975年のこと。35年も前の話だ・・・)
現代音楽のスペシャリストといわれる指揮者は、マーラーの6番を好む傾向があるのだろうか。
さて、その演奏、それはそれは見事な演奏だった。
久しぶりにこの曲の醍醐味を堪能した感じ。
全体の構成感がしっかりしていて、どちらかというと風変わりで破天荒な音楽が、確信をもって進んでいく。
舞台裏でカウベルが鳴ったり、終楽章でハンマー(木槌)を振りおろすなんていう「新しい音」を取り入れた交響曲。
恐れることなく楽しむことができました。
メッツマッハーは来シーズンも新日本フィルに客演することになったそうである。
コンセプチュアルなプログラミングで、面白いオーケストラコンサートをどんどん創造してほしい。

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