2010年11月24日水曜日

夢現の中でのロマン派2曲

■マルクス・シュテンツ指揮、N響定期
[2010年11月24日(水) サントリーホール]

この季節になると出るのがアレルギー性鼻炎。
ちょっとした気温の変化や空気の乾燥具合で、くしゃみ、鼻水が止まらなくなったり、涙目になったり・・・。それを抑える薬の効果で、気持ちよく意識と無意識の間を漂っている中、あれっと思うようなテンポの揺れや強烈なアクセントで一時的に目が覚める・・・。
不覚にも、そんなコンサート体験だった。

曲は、ブラームスのヴァイオリン協奏曲とシューマンの交響曲第2番。
指揮は、ケルン歌劇場の音楽総監督を務めるマルクス・シュテンツ。
ヴァイオリンは、ヴェロニカ・エーベルレ。

シュテンツは、特にシューマンで響きテンポ、アクセントにいろいろと工夫を凝らして、実演としてはなかなか面白く聴くことができた。
ただ、それが後々まで心に残るような、深い音楽体験につながるかというと・・・それは疑問。
(まぁ、こちらの体調のせいもあるのだが・・・)
自分のやり方をオーケストラに浸透させるには、何度か共演を重ねてみないとね。
オケには気に入られてるような空気が見ていて感じられたので、またそのうち客演することもあるでしょう。

そうそう、ソリストのヴェロニカ・エーベルレ、舞台姿もスラリとして美しいし、音も綺麗だし・・・なかなか良いヴァイオリニストでした。

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