2010年10月8日金曜日

いにしえの「人の声」

■ヴィーラント・クイケン&レ・ヴォワ・ユメーヌ公演
[2010年10月7日(木) 浜離宮朝日ホール]

久しぶりに聴く「古楽」の演奏会。
大御所ヴィーラント・クイケンと、カナダの女性ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者二人組「レ・ヴォワ・ユメーヌ」による師弟共演。

「レ・ヴォワ・ユメーヌ」とはフランス語で「人の声」という意味。
ヴィオラ・ダ・ガンバという楽器は、“人の声”に最も近いとも言われている楽器だそうで、その謂れをそのままグループ名にして欧米で活躍しているらしい。

古典派やロマン派の音楽語法とは違い、昔の「人の声」と、それで紡がれる「言葉」は、現代とは全く異なる。
その演奏に身を浸していると、まるで異なる世界と対話を試みているよう。
何を語りかけてくれているのか、想像をたくましくしながらも、その優しい音色に浸った二時間でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿