2010年7月26日月曜日

別の季節に聴いていれば・・・

■クリスティアン・アルミンク指揮、新日本フィル第72回多摩定期
[2010年7月25日(日) パルテノン多摩]

5月の「ペレアスとメリザンド」や6月のスピノジ指揮の演奏会が面白かったので、今回のプログラミングにも興味を抱いていた。ただ、東京公演の24日が所用でNGなので、同一プロの多摩定期を聴きに、休日の午後、遠路はるばるパルテノン多摩まで足を運んだ。

そのプログラミングというのは・・・

ブラームス:悲歌
R.シュトラウス:4つの最後の歌
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ブルックナー:テ・デウム

ね、なかなか素敵なプログラムでしょ。声楽を加えて、ドイツ・オーストリアの音楽文化が最も熟した時期の作品を並べたあたり、なかなか凝っている。大好きな「ハイドン・ヴァリエーション」もあるし。音楽監督アルミンクならではのコンセプチュアルなプログラミングだ。

で、感想はというと・・・

う~む、季節を完全に間違ったかな、というのが正直なところ。
こういう、いわば「内省的」な音楽は、秋か冬に聴いたらさぞかし感想も違うだろうに・・・。
この時期、梅雨も終わって、いよいよ夏本番。外は気温が35度近くもあり、紫外線が大活躍。
活動的な太陽の光を浴びると、人間は活性化するものなのだ。
だから、理屈抜きで明るく楽しい音楽の方が、この季節にはふさわしいような気がする。

舞台上で奏でられる音楽と現実との季節感のあまりの違いを埋めることができず、なんとなく中途半端な気持ちのままホールを後にした。

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