2010年7月19日月曜日

オペラな三連休(2日目)

■都響「売られた花嫁」
[2010年7月18日(日) サントリーホール]

オペラで三連休の二日目は、チェコの国民的オペラ、スメタナ「売られた花嫁」。

都響創立45周年記念特別公演と銘打たれたコンサートオペラ、いわゆるセミ・ステージ形式の上演である。
指揮と演出は、レオシュ・スワロフスキー。

ソリストは全員チェコやスロヴァキアからの「ご当地歌手」。
だから、このオペラが完全に体に染みついていて、安心して聴いていられる。
(「一生懸命に覚えました」というお勉強臭さが、当然のことながら、微塵もない。)

合唱は二期会合唱団。
P席中央で、譜面を見ながら、演技は一切なし。きちんと歌っていた。
なにせチェコ語は難しいし馴染みもないだろうから、合唱はこれで充分。
ソリストの歌と動きに集中できてかえって良かった。

ソリストの衣裳は、スロヴァキア国立コシツェ歌劇場のもの。
(チェコではなく、スロヴァキアだから、今では微妙に「お国」が違うのだが・・・)民族色が素直に表現されたデザイン。紺と赤と白の色使いによる主人公マジェンカの衣裳など、チェコの国旗の配色を連想させられ、なるほどねと変なところで感心!

音楽は、チェコの“国民オペラ”だけあって、民族的な旋律や舞曲が全編に散りばめられ、とにかく聴いていて楽しい。難しい解釈や読み替えなど不要な、大衆受けするオペラだ。

ナビゲーターの朝岡聡氏は酒場の主人役として登場。かなり健闘はしていたが、オペラの中の「役」を演じるには、ちょっと空回りだったかな。

チェコはビールが美味しいところ。
休憩時間にはビールで喉を潤して、ボヘミアの小さな村を舞台にしたチェコの国民オペラを楽しみました。

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